Oto版クイックスタート
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最新のクイックスタートガイドはこちら:
🚀 最も簡単な方法で音を出す
Windows上でビルド
cd src\go
go build -o bin\sync_simple_oto.exe .\cmd\sync_simple_oto
bin\sync_simple_oto.exe
たったこれだけです!C言語コンパイラもMinGWも不要です。
Linux/macOS上でWindows版をビルド
cd src/go
GOOS=windows GOARCH=amd64 CGO_ENABLED=0 go build -o bin/sync_simple_oto.exe ./cmd/sync_simple_oto
生成された bin/sync_simple_oto.exe をWindows PCにコピーして実行するだけです。
📦 配布用バイナリの作成
Oto版は完全にスタンドアロンです。実行ファイル1つで動作します:
REM シンプル版とスムーズ版の両方をビルド
go build -o bin\sync_simple_oto.exe .\cmd\sync_simple_oto
go build -o bin\sync_smooth_oto.exe .\cmd\sync_smooth_oto
REM bin\sync_simple_oto.exe と bin\sync_smooth_oto.exe を配布
REM DLL不要、ランタイム不要、そのまま実行可能!
🔄 PortAudio版との比較
| 項目 | Oto版 ⭐推奨 | PortAudio版 |
|---|---|---|
| ビルドの簡単さ | ✅ go buildだけ |
❌ C言語コンパイラ必須 |
| クロスコンパイル | ✅ 簡単 | ❌ 困難 |
| 依存関係 | ✅ なし | ❌ libportaudio64bit.dll必要 |
| バイナリサイズ | 3.0 MB | 小さい + DLL |
| レイテンシ | 良好(20ms) | 最高(8ms) |
| 用途 | ⭐ 一般ユーザー | プロフェッショナル |
💡 どちらを選ぶべきか?
Oto版を選ぶべき場合(ほとんどのケース)
- ✅ すぐに試したい
- ✅ ビルド環境を汚したくない
- ✅ 簡単に配布したい
- ✅ クロスコンパイルしたい
- ✅ モノフォニックシンセには十分な性能
PortAudio版を選ぶべき場合
- プロフェッショナルなオーディオアプリケーション
- 最低レイテンシが必要
- すでにMinGWやTDM-GCCがインストール済み
🎮 使い方
プログラムを実行すると、以下のようなメッセージが表示されます:
🎵 Cat Oscillator Sync - Simple Version with Oto (Go)
マウスを動かして音を制御してください
X軸: マスター周波数 (40Hz - 600Hz)
Y軸: スレーブ周波数 (100Hz - 2000Hz)
Press Ctrl+C to exit
※ Pure Go実装 (CGO不要)
Screen size: 1920x1080
Audio context initialized
Buffer size: 20ms
Audio stream started
マウスを動かして音を制御してください (Ctrl+C で終了)
マウスを動かすと音が変化します。Ctrl+C で終了します。
📚 詳細情報
詳しい情報は以下を参照してください:
- README_OTO.md - Oto版の詳細な説明
- README.md - PortAudio版の説明
- INVESTIGATION_CGO_ALTERNATIVES.md - CGOについての調査
🐛 トラブルシューティング
Goのバージョンが古い
go version
Go 1.24以上が必要です。go.devからダウンロードしてください。
音が出ない
- Windowsのサウンド設定を確認
- 他のオーディオアプリを閉じる
- 管理者権限で実行してみる
音が途切れる
main.goのbufferSizeMsを大きくしてください(デフォルト: 20ms → 40ms)