筆者の体験談

  • agentic codingによって、
    • 自分の場合、
      • 趣味OSSが作りやすくなった

前提

  • アプリのジャンル
    • 小規模、実験
      • すべて小規模である
      • 破壊的変更を頻繁に行う実験用のものが多い。プロトタイピングで捨てることもある
  • 開発スタイル
    • ※筆者の開発スタイルは、以下のシンプルなものに絞っている:
    • 人間の作業
      • GitHubにissueを書き、coding agentをassignする
      • → PRレビューし、mergeする
      • → UX検証し、issueを書く(ループ)
      • ※つまり:
        • していない : 人力で実装
        • していない : agentの挙動を監視して、軌道修正
      • ※補足:
        • PRレビュー時、
          • 主に目を通すのは、PRコメント、レビュー結果、レビュー指摘対応、の上流部分
          • 必要に応じて、PRコメントで人間からもレビュー指摘し、coding agentに指摘対応させる
        • assignからPRレビューの間に、以下の自動化されたcoding agent作業がある
          • → (coding agentが実装し、PRする)
          • → (coding agentが自動レビューする)
          • → (coding agentが自動でレビュー指摘対応する)
    • 計画
      • ※計画~仕様決定などのissue作成前の段階は、以下のようにやっている:
      • 検討 / ラバーダッキング
        • 初手は、検討を、脳内と紙とObsidianに、ローカルに書く
        • 規模が大きいものは、
          • 必要に応じて、
            • ラバーダッキングのために、
              • SNS / デジタルガーデン / README に書く
      • 小さく始める
        • よって、大きな仕様書の作成はしていない
      • 曳光弾
        • 曳光弾になることが多い
        • プロトタイピングとして捨てることもある
  • メリット
    • 認知負荷が低い
      • agentの挙動を監視しないため
      • agentにタスクを投げて、一晩寝て起きたらPRレビューするだけ、というレベル
  • agentの利用コンセプト
    • アウトカムの出る範囲で、認知負荷を最小化する

成果とリソースの分析

  • アウトカム:
    • 改善(増加)した
      • 2025年は、
        • 2024年以前に比べると、
        • より価値のある趣味OSSを、多く公開できたと考える
  • 開発生産性:
    • 改善(増加)したと考える
      • なぜなら、userの支払った時間リソースは「趣味OSSのissue作成とPRレビューをしている時間」
        • で、実装時間を支払わずに、アウトカムを得ているので。
        • 前提として、issue作成やPRレビューは複数のプロジェクトをまたいで並列で実施している
    • 切り分け:
      • 自分の体調が万全な時間帯:
        • スコープ外。その時間帯は趣味OSS活動せず、優先タスクをしている
        • このときは人力実装のほうが、LLM実装より上
      • 趣味OSS活動の時間帯(疲労している):
        • このときはLLM実装のほうが、人力実装より上
        • このとき人間は、仕様を決定してissue作成、PRレビュー、UX検証などに能力を発揮できるが、
          • 認知負荷の高い作業たとえば「細部かつ広範囲な実装や、ソース全体の綿密な影響調査」
          • は疲労のため無理である
          • 一方でLLMは疲労知らずなので、このときも変わらずに成果を出せる
        • ここに使う時間リソースが増えた
          • 今まで疲労時には趣味OSS活動はしていなかった(できなかった)
  • 価値提供リードタイム:
    • 改善(短縮)した
      • 案を思いついたら、issue投げて寝るだけでいい
      • 朝起きたらPRが来ているから、レビューして承認してマージするだけで実現
  • フロー効率:
    • 改善(増加)した
      • 毎日寝る前にissue投げて、朝起きてレビューして承認してマージするだけでいい
      • これまで疲労してる日は進捗なくWaitだったが、今はissue投げるだけでいいから毎日Active Timeを持てて進捗がある